購入計画 まず、しっかりとしたプランづくりから

『マイホーム購入は一生の大仕事』

A どんな家にするか
戸建住宅か、マンションか。広さ、間取りは将来のこともよく考えて決めましょう。

B どんな場所にするか
交通の便、生活環境、発展性など。どれに重点を置くのか。

C どれだけお金が払えるか
手持ち金プラス借入金の計算は慎重に。借りられるお金と返せるお金はちがいます。借入金は無理なく返せる金額にとどめましょう。

D 買換えのときは
つい購入物件に目がいきがちです。手持ち物件は売れていますか?買換えの特約はありますか?(次ページ参照)


資金計画は堅実に

(1)借入金額は借入可能額いっぱいではなく、返済可能額とすることが大切です。

(2)ローンは住宅金融公庫、銀行、信用金庫、住宅ローン会社、信販会社等のどこから借りるかを決めます。それぞれ融資条件や返済条件が異なりますので、それぞれの金融機関等に聞くとよいでしょう。

(3)ところで、希望通りのローンが借りられないこともあります。売買契約書には必ず借りられないときに備えて「ローン特約条項」を入れるようにしましょう。


ほかにもお金がかかる

家を一軒買うには、土地代・建物代のほかに税金・登記手数料など、いろいろな費用がかかります。おおよその目安として、土地代・建物代の15%〜20%くらいは用意しておき
たいものです。

〈主な費用〉
●不動産取得税
●登録免許税
●登記の手数料
●業者の手数料
●ローン保証料
●ローン手数料
●火災保険料
●引越費用


買換えをするときの注意点

今住んでいる住宅を売却して新たに住宅を購入する場合、新規物件の購入を先にしてしまうと、手持ちの物件が売れないときは、非常に困ることになります。次のことに注意してください。

A まず、今住んでいる住宅を先に売ってから、新たな物件を購入する。

手持物件の
売却契約
売却代金の
受領
新規物件の
購入契約

B または、買換え条項といわれる特約付の売買契約をする。・・・・新規物件の購入にあたり、「手持ち物件の売却が平成○年○月○日までに、金○○万円以上で売却できなかったとき、またはその売却代金の受領ができなかった場合には契約を白紙にする」という特約をつけておくことが賢明です。

買換え条
項特約付
新規物件
購入契約
手持ち物
件売買契
売却代金
の受領
購入代金
の支払い

C もし業者との話がつけば、業者に手持ちの物件の下取りをしてもらうのもよい方法です。その際は、必ず契約書に下取り価格を明記しましょう。

手持ち物件下取り付
の新規物件購入契約
物件の引渡し(同時)